やさしい関係論的ノイズ論(RNT)
1. ノイズってなに?
- ふつう「ノイズ」っていうと「雑音」とか「うるさい音」と思うよね。
- でも、この理論ではちょっとちがう考え方をするんだ。
- ノイズは「どこかから突然まぎれこんでくる変な音」じゃなくて、ものとものが関わりあう中で自然に生まれるズレなんだよ。
2. フィードバックってなに?
- フィードバックは「音がマイクに入ってスピーカーから出て、またマイクに戻って…」っていう「ぐるぐる循環」のこと。
- これをもっと広く考えると、出たものがまた戻ってきて、次を変えていく動きなんだ。
- この循環があるから、ノイズが生まれたり、それに答えること(即興)ができたりする。
3. 即興ってなに?
- 即興は「その場で思いついてやること」ってイメージだよね。
- でもこの理論では、ノイズに出会ったときに、それに応えてちょっと世界を変える行動のことを言うんだ。
- だから、偶然にまかせるだけじゃなくて、世界のありかたも自分の判断に入ってくる。
4. 音楽の中で考えてみよう
- ルッソロって人は「外の音(車の音とか工場の音)をそのまま音楽に入れよう」とした。
- でもそれだと「ノイズは外から持ってくるもの」になっちゃう。
- サティって人は、ふつうの音楽の中で「音の関係をちょっとずらす」ことでノイズを生み出した。
- この考え方は「ノイズは関係の中から生まれる」っていうRNTの考え方に近いんだ。
5. まとめ
- ノイズ=関係の中で生まれるズレ。
- 即興=そのズレに応えて変えること。
- フィードバック=ぐるぐる循環して、新しいズレや答えを生み出すしくみ。
👉 この三つをあわせて考えるのが、関係論的ノイズ論(RNT) なんだ。
6. 実際にどう使うの?
- この考え方を音楽に使うと、「変な音」も「失敗」も大事なきっかけになる。
- もっと広く考えると、友だちとの会話や遊び、社会の出来事だって、ノイズと即興とフィードバックでできているんだ。
- そして、そのやり方のひとつが アルティメット・インストゥルメント(UI) っていう実験的な音楽の方法なんだよ。
👉 つまりRNTは、「ノイズはじゃまものじゃなくて身近なともだち、一緒に遊んで新しいものを生み出すチャンスだよ」っていう考え方なんだ。
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